奈良女子大学×ならファミリー×コリアンダイニング李朝園
協力:奈良市
✨奈良女子大学「奈良の食プロジェクト」考案メニュー完成記念!
奈良産の野菜の魅力を多角的に伝えるイベント
『奈良の野菜農家を応援!ならファでVEGEGOOD♪』が開催に✨
奈良女子大学と奈良市農政課、そしてならファミリーが手を取り合い、奈良市の食材の素晴らしさを伝えるメニュー開発企画もいよいよ本格的にお披露目へ。
【前編】でお伝えしたように収穫体験や試食会を重ね、見事3つのメニューが決定しました。「奈良の食プロジェクト」メンバー(以下、奈良の食プロジェクトを略して“奈良の食PJ”)の思いを、ならファミリーの人気韓国料理店「コリアンダイニング李朝園」がしっかりと受け取り、「ネギの甘さ引き立つ!韓国風甘辛豚丼」「奈良漬入り!ネギ肉味噌ケランチム」「たっぷりネギとタコのピリ辛サラダ」の3品を4月24日(木)〜6月30日(月)まで「コリアンダイニング李朝園」にて味わうことができます。
メニューの提供初日から好評の声が届く中、その週末にはスペシャルコラボメニューの完成お披露目イベントとして『narafa action! vol.1「奈良の野菜農家を応援!ならファでVEGEGOOD♪」』を開催。4月26日(土)・27日(日)の2日間にわたり盛況となったこのイベント。今回は、初日の模様をお届けします。
🍙お味噌汁のふるまいや奈良市産の野菜の販売が好評!🧑🌾
会場は、ならファミリー専門店街zoroのらくだ広場。コラボメニューを開発した“奈良の食PJ”のメンバーである前田さんをはじめ、内海さん、細井さんの3人は奈良市産の九条ネギのおいしさを知ってもらおうと、お味噌汁のふるまいを行いました。
ネギの風味をより感じられる大きめカットで提供し、「ネギ感が分かる。おいしいね」「奈良女の生徒の方々の企画、知ってますよ。すごいね」など、来場者の方からのうれしいお声がたくさん聞こえてきます。
また、コラボメニューの開発から完成までの過程をまとめた「共同メニュー開発プロジェクト 活動紹介パネル展」も実施。約半年にわたる過程を追うと、改めてたくさんの人々の奈良への思いがつながったものだと実感します。
そして、九条ネギの生産者・浦和さんはみずみずしいネギや、この時期だけのネギ坊主(花の先にできる、球状になった花の集まり)を販売。普段は、給食など卸をメインとされている浦和農園のネギを家庭で味わえる貴重な機会です。
他にも、宇陀市の類農園の新鮮野菜の直売も。レタスやほうれん草、玉ねぎなど、みずみずしい野菜にお客様が吸い寄せられるように購入していく姿が実に印象的です。奈良市産農産物のレシピをまとめたリーフレット『おいしい奈良の10の食べ方』もたくさんの方々が手に取っていました。
🥬「抹菜」を使ったワークショップや作品展示、さらに人気者も登場🧑🎨
奈良の野菜の良さを食べて知ることはもちろん、楽しいワークショップでも体感してもらおうと、「抹菜」を使ったアート体験も好評を呼びました。抹菜とは、規格から外れてしまい、販売することができなくなった有機野菜から生まれた染料で、鮮やかなグリーンから乾くと落ち着いた色合いへと変化していくのも特徴です。そんな抹菜を筆にとり、自由に絵や文字を描く『抹菜ワークショップ』では、のびのびと筆を走らせる小さな画伯たちの様子に、周囲もにっこり。
書道家のRIHOさんが躍動感たっぷりに書いた「無限」の書の周囲に、抹菜を塗った手形を押してアートを完成させる『手形アート書道を創ろう』も盛況。手に抹菜を直に塗り広げるため、ちょっぴりほろ苦い抹茶と野菜の香りに癒やされます。目いっぱい手を大きく広げて豪快にスタンプする参加者の皆さんの姿が、何とも楽しそうな一幕でした。
この日は、公益社団法人奈良市観光協会マスコットキャラクターのしかまろくんも来場。姿を見つけた途端走り寄るお子さまも多く、その人気者っぷりでイベントを盛り上げてくれます。
たくさんの方々にお味噌汁をお楽しみいただき、13時を過ぎた頃には予定配布数を終了!何と初日は235人もの方にお味見いただくことができました。終了後、“奈良の食PJ”の3人もホッとした様子です。
「緊張しましたが、お味噌汁を飲んでいただいた方々=消費者と直接関わる経験は貴重なものでした」(内海さん)
「九条ネギのおいしさについての感想を、すぐ浦和さんにもお伝えできたこともうれしい点でした。メニュー開発についても、過程の一つ一つに苦労があって、大切な経験になりました」(前田さん)
「お配りすると「ごちそうさま」と言っていただくなど、こちらも心が温まる時間になりました」(細井さん)
“奈良の食PJ”のお味噌汁を飲んだ方々が、そのまま九条ネギを購入されるシーンも数多かったこの日。浦和さんも「普段見ることの少ない、消費者の方々と直接顔を合わせることができました」と手応えを感じていたよう。ただ、思いの外“奈良の食PJ”のお味噌汁のふるまいが早く終わったことで、「このあとの時間が心細いですね(笑)」と笑いながらも、最後までブースは賑わいを見せていました。
🍽️「コリアンダイニング李朝園」で完成後の試食会を行いました🍙
また、5月10日(土)には、「コリアンダイニング李朝園」で完成後の試食会を開催!“奈良の食PJ”を率いる奈良女子大学の髙村仁知教授と共に、創意工夫の詰まった完成メニューをいただくことができました。
奈良の地が育んだ野菜の魅力を、多角的に伝えることができた『narafa action! vol.1「奈良の野菜農家を応援!ならファでVEGEGOOD♪」』。これからもさまざまな企画で、皆さんと奈良の食材をつないでいくことを目指します♪
【地産地消の取り組み】奈良女子大学との共同メニュー開発 〈前編〉はこちら
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