ならファのアパレルスタッフが解決！身長を活かしたファッションコーデテクニック

2021.3.17

ひとえにファッションコーディネートといっても、低身長さん、高身長さん、それぞれ異なったお悩みを持っています。「スタイルを良く見せるには？」「コーディネートの際に気をつけた方がいいことは？」など、日々参考にしたいテクニックと実践コーデを、Dessinで聞いてきました！

今回テクニックを教わる、Dessinにやってきました！

Dessinは、「最高の普通さ」をコンセプトとする、ならファミリーでも人気のアパレルショップ。コンセプトの通り、店内にはTPOに合わせてオンオフ着回しやすいファッションアイテムが揃っています。
低身長さん、高身長さんのコーディネートテクニックについて、店長の飯上さん教えてください！

【低身長さんのお悩み】ボテッと重たくならず、スタイルを良く見せたい…！

編集部： 本日はよろしくお願いいたします。まず最初に、低身長さん向けのコーディネートについてですが、どうすればスタイルが良く見えるのでしょうか？

飯上さん：　低身長さんのコーディネートは、なるべく目線を上に持っていくように心がけることです。例えば、トップスに鮮やかな色や柄を持ってきて、ボトムスはシンプルなものを組み合わせるなど。トップスは大きめのシャツで、ボトムスは細身のパンツをもってくるのもありですね。とにかくメリハリを意識することが大切です！

飯上さん：　また、トップスをインして着ると脚長効果が期待できます。これもメリハリ効果のおかげです。低身長さんは服の丈が長くなるので全体のバランスが取りづらく、どうしてもボテッとしたコーディネートになりがち。気になるおなか回りももたつかずに、細見え効果も狙えますよ。

編集部： なるほどです！スッキリ着こなすためには、メリハリをつけることが重要なんですね。オフィスコーデなどの場合は、トップスにシャツやブラウスを選ぶことも多いと思います。どんな色柄を選べばいいのでしょうか？

飯上さん：　ストライプ柄がおすすめですね。縦のラインが強調されてスッキリと大人っぽくも見せてくれます。ただ、低身長さんは必ずストライプ幅の細いものを選んでください。ストライプ幅が太いと、たとえストライプでも柄負けしてしまい、重たい印象になってしまうことがあります。

ストライプ以外だと、小花柄や細かいチェック（格子）柄などでしょうか。大柄のものだと、先ほどのストライプと同様に服に着られてしまう印象を与えがちです。ボトムスかトップスのどちらかに柄物を使う場合、もう片方にはシンプルなものを合わせるのがおすすめです。

編集部： 色柄の組み合わせ以外にも、よりおしゃれに見せるテクニックがあればお伺いしたいです。

飯上さん：　首、手首、足首の「３つの首」を見せることですね。この箇所を見せるだけで、ファッション全体のバランスがぐっと良くなるんです。例えば、トップスやパンツには七分丈のものを選んだり、袖・裾をロールアップして調節したりなどです。腕を少し見せたり、鎖骨をちらりと覗かせたりすることで、さりげない華やかさもでます。少しヒールのある靴を選ぶだけで、足首も美しく見えたりします。

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◎低身長さんの着こなしポイントまとめ◎
・なるべく目線を上に持っていくように、トップスには鮮やかな色や大きめサイズを
・トップスをインさせて着ることで、脚長効果
・柄を選ぶ場合は、細めのストライプや小花柄などの細かい柄を
・首、手首、足首の「３つの首」を見せることでスッキリ

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【高身長さんのお悩み】大きさを強調させずに、スマートに見せたい・・・！

編集部： 続いて、高身長さんのコーディネートのテクニックについてお伺いしたいのですが、高身長さんはどうすればスマートに見えますか？

飯上さん：　高身長さんは、縦ライン（Iライン）を強調するのがポイント。外に広がるボリュームはなるべく抑えてください。例えば、とろみのある素材はストンと下に落ちるので、縦のライン（Iライン）が作りやすいです。パンツはストレートのものを。スカートは裾が広がりやすいAラインではなく、まっすぐ縦のラインが出る形を選んでくださいね。

編集部： 重ね着などすると、どうしても大きく膨らんでしまいがちです。そういう場合はどうすればいいでしょう。

飯上さん：　高身長さんは、ジャストサイズのものを選んでください。例えば、低身長さんだとトップスにオーバーサイズのものを持ってきて、ボトムスをタイトに組み合わせることでおしゃれな着こなしになりますが、高身長さんの場合はメンズっぽくなってしまい、あえて感が出づらくおすすめできません。ご自身の身体にしっかりフィットしたものを選んでくださいね！

編集部： オーバーサイズはメンズらしさが出る！目からウロコです。

飯上さん：　あと、ワントーンでまとめるのもおすすめです。低身長さんには難しかった、ピッチの太いストライプ柄も高身長さんは問題なく着こなせると思います。セットアップや全体が総柄の服でも、スタイリッシュにキマりますよ。

編集部： たまに服の袖や丈の長さが足りない場合もあると思うのですが、どうしましょう。

飯上さん：　そんなときは、そのまま生かしちゃいましょう！高身長さんも低身長さんと同じく、首、手首、足首の「３つの首」を見せることでスッキリと着こなせます。微妙に長さが足りない場合は、思い切ってロールアップするのも手です。

編集部： 「3つの首」アレンジは、身長に関係なくどなたにでも役立つテクニックなんですね。たくさん教えていただきありがとうございました！

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◎高身長さん、着こなしポイントまとめ◎
・縦ライン（Iライン）を強調すること
・体にジャストサイズのものを選ぶ
・ワントーンやセットアップでまとめてもスタイリッシュに
・首、手首、足首の「３つの首」を見せることですっきり

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スタッフさんに実際に着ていただきました！低身長さん、高身長さんのおすすめコーディネート

低身長さん、高身長さん向けのアドバイスをたっぷりお聞きしました。うなずきが止まらないほど、役立つ知識がたっぷり！それでは実際に、ポイントを踏まえた、Dessinの今春おすすめコーディネートをご紹介してまいります。

#1　【低身長さん向けコーディネート①】
明るいカラー×テーパードパンツで、目線アップ効果抜群のスッキリコーデ

ボリュームのあるカットソーの鮮やかなカラーと、ボトムスのテーパードパンツでスッキリさせることで、目線を上に引きつけます。トップスをインして、メリハリを。全体的に低身長を感じさせにくくしています。

#2　【低身長さん向けコーディネート②】
細ストライプ×Aラインスカートで、低身長を生かしたメリハリコーデ

細身の印象を与えるトップスに、裾にボリューム感があるAラインのスカートを合わせています。こちらのコーデもメリハリをつけることでスッキリと見せています。１つ目のコーデではトップスにボリュームを持ってきましたが、今回は逆のパターン。上下どちらかをスマートにさせることが、スタイル良く着こなすポイントです！