ならファキッズフェスタ楽しく学べるお仕事体験レポ

2024.8.21

夏休み期間に開催した7月の『キッズフェスタ』では、『楽しく学べるお仕事体験』を実施。子どもたちがならファミリーの人気ショップの裏側へ潜入し、お店のお仕事を体験しました。その様子をのぞいてみましょう♪

【1】ならファミリーの『キッズフェスタ』とは？

●ならファミリーで楽しく学べる、体感型イベント

遊んで学べるワークショップなどで毎回盛況の『キッズフェスタ』。今年の夏、初めて子どもたちにさまざまなお仕事体験の機会を提供することに。実際に大人が働いている職場を体験してみたい小学生を募集しました。応募してくれた104名の中から、抽選で当たったのは16名。ジュンク堂書店、ユニクロ、ジーユーでみんなが楽しく働く様子をレポートします！

【2】体験前の意気込みをインタビュー♪

●いつものお店のお仕事を、現実に体験できる機会に

お仕事体験前の説明タイム。
期待と不安が入り混じった表情の子どもたちでしたが、1日の流れについて説明を受けたり、名札を書いたりするうちにワクワクしてきた様子。「緊張してるけど楽しみ！」「抽選に当たったときはやったー！と飛び跳ねていたのですが、当日になってちょっぴり緊張しているみたいです」とコメントしてくれたのは、ジュンク堂書店に体験参加するまりえさんとそのお母さん。軽い足取りでそれぞれの職場へ向かいました。

【3】早速体験スタート！

●家族で着られるユニクロ、そのお仕事ってどんなもの？

ユニクロでイベント時に着用する法被を子どもたちも羽織って、店長さんからお仕事のレクチャーを受けます。

「ユニクロのお仕事って何があるでしょう？」などクイズをはさみながら、分かりやすく説明してくれる店長さん。まだ緊張した面持ちの子どもたちですが、特別に新商品を見せてもらったときは表情が緩みました。笑顔や姿勢、おじぎの仕方を習い、「いらっしゃいませ」などの挨拶を練習して、いざ店頭へ。

「洋服が好きで、ユニクロも大好き！洋服にたくさん触れたい」と話してくれたまりさんは、その希望通り、Tシャツなどのおたたみを体験。お客様が見やすいように商品をきれいに整理していきます。

『キッズフェスタ』当日は、らくだポイント5倍デーの日。それに伴い、他のユニクロの店舗にはない、ならファミリー店だけのサービス・らくだカードのポイント付けも体験します。サナさんはカードを通す機械の操作にちょっと苦戦しながらも、「ありがとう」とお客様に言ってもらうことができ、はにかんだ笑顔を見せました。

続いては、お買い得商品を紹介するマイク放送にも挑戦！商品を選び、おすすめのコメントも自分たちで考えます。一生懸命考えてつくった文章は、大人たちも感心する出来栄えです。レジでマイクを持つ姿も堂々としたもの。かわいい声でお買い得商品の情報を店内にいるお客様に届けました。サナさんも「2回目の放送は満足の出来」だったそう。

さらに、店舗のスタッフと協力して、マネキンのコーディネートも体験しました。上手にマネキンの手足を取り外したり、服を着せて取り付けたり、着せた服を整えたり…たくさんの作業を夢中になって進めていきます。出来上がったコーディネートとの記念撮影で満面の笑みを見せてくれました！

●ジュンク堂書店で本屋さんのお仕事を学ぼう

ジュンク堂書店のお仕事体験に参加した小学3〜6年生の3人は、本を読むことが好きで実際に店舗へもよく訪れていたそうです。りくさんは「絶対ジュンク堂書店がいい！」と申し込みのときから意気込んでいたとか。

初めてのお仕事はコミックの品出し。雑誌名・作者名順に入荷した本を並べる作業です。こちらの奈良店では1日約2,000冊も入荷する店舗で、品出しは重要なお仕事の一つ。

原作者と作画者の両方がいるコミックもあり、戸惑っていると「作画者の名前で探すんだよ」と店舗スタッフに教えてもらいながら、本棚にコミックを並べていきました。

次はコミックのシュリンク作業へ。専用のビニールフィルムで包装し、加熱収縮することで傷みやすいコミックを守る方法です。本を専用の機械に入れて1～2秒待つだけですが、全員が真剣な表情で黙々とシュリンク作業をこなしていました。

最後は雑誌の付録付け。昔から本に付録を挟むのは書店で手作業で行われています。子ども向けの雑誌など、多いときは100冊ほどの付録付けをスタッフ総出で取り組むとか。

本と付録をビニール袋に入れて、余った部分を折り込んでテープを貼ったら完成。「難しかったけど、だんだんうまくなっていって楽しかった」と熱中していたあーちゃんさん。

「シュリンクの機械に本が入っていくのがおもしろかった！」「上手に袋に入れられたら面白くなってきた」「もっと品出しをやっていろんな本を知りたい！」「また本屋さんに応募したい」――キラキラした笑顔で感想を教えてくれました！

●ジーユーで、ワクワクのショップスタッフ体験

トレンドを取り入れたアイテムが多いジーユーには、おしゃれ好きの子どもたちが集いました。

まずは「いらっしゃいませ！」と元気よく挨拶の練習をし、お買い物中のお客様へカゴをお渡しします。勇気を出して話しかけると「ありがとう！」と喜んでいただけ、その場のみんながつられて笑顔に。

続いて新しく入荷したアイテムのハンガーかけを行います。納品された洋服は、きれいな状態を保てるように薄紙で挟みビニール袋でパッケージされているので、包装を開いてサイズごとにハンガーへかける工程は案外大変なもの。回数をこなすうちに、袋の開き方などに工夫を凝らし、スピードをあげていく様子には思わず拍手！

また、店舗スタッフはお店の看板でもあるため、ジーユーの商品を身に纏ってお仕事しています。そこで、子どもたちもジーユーのアイテムを使ってコーディネートを実施！

「普段から自分で洋服を選んでいるので、楽しそうです」と、いずみさんのお父さん。「おしゃれで大人っぽいなと思って」「袖がふんわりしていてかわいかった」と、偶然にも二人とも同じブラウスと色違いのスカートをチョイスしました。普段はピンクなど色彩豊かな服を選ぶというゆいさんの姿に、お母さんは「モノトーンでコーディネートするなんて、新鮮でした」と目を細めます。ラストは選んだコーディネートを試着してパチリ！

【4】お仕事体験終了！笑顔いっぱいのひとときに

●リアルな現場での体験は、かけがえのない時間に

体験終了後はがんばった子どもたちへ、その日のお給料分として体験した店で使えるお買い物券が進呈されます。「またぜひ来てね」と、店長さんや店舗スタッフの皆さんからの温かなメッセージに子どもたちも満面のスマイルで応えてくれました。