ならファミリー(通称ならファ)の魅力は、利用者が一番知っているはず!ということで、ならファミリーにまつわる人たちに、施設や奈良の魅力を聞く『わたしとならファ』。
第一弾は、ならファミリー事務所に勤務する奈良市在住のNさん。子育てに仕事に趣味など、忙しくも充実した毎日を過ごされています。前職でもショッピングセンターで勤務されていたという、ショッピングセンターの目利きのプロともいえるNさんに、ならファミリーの魅力についてお聞きしました。
必要なものや欲しいものが、探しやすいです
幼稚園に通うお子さまと3人家族で、奈良市内で暮らしているNさん。奈良、大阪、東京など、これまで居住地を転々とされてきたのだとか。
「子どもが生まれてから、家族との暮らしやすさを考えて、奈良市内に引越しました。毎朝、子どもを幼稚園に送ってから出社していますが、ならファミリーまで自転車で通勤できる距離なので、アクセスも便利です」。
仕事終わり、夕食の食材や惣菜を買うついでに、別フロアで、靴下や文房具などの生活必需品を揃えることも多いのだとか。わざわざ別の施設まで足を運ぶ必要がないんですとNさんは話します。
「日用品の買い出しついでに、プライベートな買い物もよくします。一番よく行くのは、『無印良品』かな。最近は、家のインテリアに凝っているので、家具やラグなどもよく見て回ります。先日、『unico』でリビング用のソファを買ったところです。『Cosme Kitchen Market』も好きなので、店員さんとオーガニックコスメの話題でよく盛り上がります」。
家族ともママ友とも。一日過ごせる、ならファの活用術
休日には、家族と一日、ならファミリーで過ごすことも多いのだとか。「地下1階のフードコートはよく利用します。子どもが『マクドナルド』のハッピーセットをよくねだるので(笑)。天気がよければ、テイクアウトして屋上のベンチで食べることもあります。屋上広場は広々としていて、見晴らしもよくて、子どもも大喜びで走り回っています」。
お子さまの好きなキャラクター文房具を『HuG』に買いに行ったり、『ジュンク堂書店』で絵本を探したりと、どのフロアでもお子さまが飽きることはないのだとか。以前は、電車に長時間揺られて、大阪市内や神戸まで、服や日用品を買いに行っていたそうですが、ここ数年は、ならファに行く回数が増えているというのも納得です。
また、お子さまがもっと幼かった頃は、近所のママ友とならファミリーで過ごすことも多かったそうです。「ママ友と子ども達と地下1階のフードコートでランチした後は、一回解散するんです。子どもを寝かしつけるためです。館内の比較的静かな場所をぶらぶらとベビーカーを押しながら歩いていると、子どもが落ち着いて寝てくれるんです。
自分の気になるお店や商品をチェックしながら、館内をゆっくりぶらぶらします。そして子どもが無事に寝たら、ママ同志で『寝たよ!』ってLINEで連絡を取り合うんです。その後は、各自、ベビーカーが置けるカフェに集合。やっとひとときの、ママだけの時間です。わいわい盛り上がった後、子ども達が目を覚まし出すと、夕方頃に解散します。ママ友とならファで一日過ごすテクニックです(笑)」。
ショッピングだけでなく、市民サービスも充実
ならファの特徴として忘れてはいけないのが、市民サービスが整っていること。5階には奈良市役所市民サービスセンターや郵便局があり、2020年6月には、3階に「奈良市マイナンバーカードセンター」がオープンし、さらに便利になりました。
「お洋服を買った後に、エスカレーターに乗るだけで、市民サービスにアクセスできるって、すごくないですか。ならファミリーって、ファッションから飲食、生活に至るまであらゆるものが、コンパクトに網羅されているんです。奈良市民に寄りそってくれているなと感じます」。
便利さとコンパクトさが両立している施設だからこそ、子育てや仕事で確保しにくいプライベート時間も、作り出すことができるのかもしれません。
「ならファミリーって、おしゃれも楽しめるし、市民サービスも行き届いている。贈り物を選ぶときも、同世代の友だちには、専門店街zoroで、目上の方には、近鉄百貨店でと使い分けできちゃう。等身大で、使いやすいんです。
施設の大きさも、狭すぎないし広すぎない。けれど、しっかりいいものが揃っている。その時その時の目的に合わせて、自分らしく買い物ができる施設は、他にはないなって思います」。