ファッションや考え方にも芯があって、自分のスタイルを持った大人の女性は素敵。ひとつの転換期とされる30代。自分の心と身体にフィットした毎日心地よく着られるブランドを探してみませんか?
着こなし上手な人は、どうやって自分のスタイルを築いてきたのでしょうか。今回は、「PLST」で働くスタッフの仲西さんにお話を伺いました。
2021.5.19
ファッションや考え方にも芯があって、自分のスタイルを持った大人の女性は素敵。ひとつの転換期とされる30代。自分の心と身体にフィットした毎日心地よく着られるブランドを探してみませんか?
着こなし上手な人は、どうやって自分のスタイルを築いてきたのでしょうか。今回は、「PLST」で働くスタッフの仲西さんにお話を伺いました。
|学生時代の好みは、個性が強いビビッドな服
シンプルなコーディネートをさらっと上品に纏う、爽やかな印象の仲西さん。学生時代からファッションが好きだったと当時を振り返ります。
「学生時代はいわゆるギャル系で、ブランドでいえば『Maaji』『ZARA』などが好きでした。『ZARA』は今でも着ますが、当時は特に派手なカラーのものばかり選んでいましたね。海外ブランドが好きで、とにかくトレンドを追いかけて…。バイト代もほとんど服・バッグ・靴など、ファッションに費やしていました(笑)」
大学卒業後、大好きな『ZARA』に入社。数年働いたのち、一度アパレル業界を離れて事務職を経験。2016年に『PLST』に再就職することになります。
|シンプルで質のよいアイテムが、今は好き
好きなファッションにはとことんのめり込む。そんな仲西さんにも、自分に似合う服がわからない時期がありました。
「20代後半の頃は、少し迷走していましたね。昨年まで着ていた服なのに、顔写りが悪くなったり色柄が合わなくなったんです。若すぎる服を着ているような感覚もありました。その時は、とにかくたくさん服を着て、感覚が合うものを試していましたね」
そんな時に出会ったのが、『PLST』でした。ベーシックな色味に、こだわりのある素材や細部へのデザインの施し。今の自分にフィットする感覚があったそうです。
「30代を迎えた今、トレンドを意識しすぎなくなりました。落ち着いた色で、素材や着心地、自分の体型や顔色に合う服を選んでいます。量より質。長く着られるデザインのものが好きですね。服に自分を合わせるのではなく、自分の身体や気持ちに寄り添ってくれる服を着る感覚でしょうか。私にとって『PLST』は、40代になっても付き合えるブランドです」
|気持ちと身体にフィットする、コーディネートを
「身長が高いので、コーディネートをする際には、サイズ感とバランスに気をつけています。甘いコーディネートが苦手なので、カラーや柄物も顔まわりには持ってきません。ボトムもスカートより、パンツを合わせることがほとんど。デニムパンツだけで15本は持っています(笑)」
自分のスタイルがわかってきた今、コーディネートに迷うことも減ってきたそう。気分やTPOに合わせて、フェミニンさを強めたり、トレンド感を意識したりと強弱をつけながら、コーディネートすることそのものを楽しんでいると話します。
|服を選ぶ時は、自分の感覚に素直になって
仲西さんが伝えたいのは、ファッションの楽しさ。店頭でコーディネート提案をしたお客様が、嬉しそうに帰っていく後ろ姿を見るとやりがいを感じるのだそう。
「ファッションは自分自身を表現するツールでもありますが、それ以前に楽しむものだと思っています。ファッションを通して気持ちが明るくなったり、心が豊かになってくれたら嬉しい。服を選ぶ時も、似合う似合わないを気にするのではなく、着た時の自分の感覚に素直になってみてください。なんだか心地いいなと感じたものが、きっと今のその人に似合うファッションなのだと思います」